うつ病から回復するための主な治療方法について。

薬を服用する薬物療法。

うつ病と病院で診断されたら、まずは薬物療法を行って定期的に薬を服用することが多いです。うつ病の治療に使用される薬は、抗うつ剤や抗不安剤、また、不眠の症状があれば睡眠薬も処方されますし、うつ病を原因として起きるさまざまな体の不調を和らげるための薬を処方してもらうこともあります。また、漢方薬でもうつ病に対処できるものがあり、特に産後うつの治療において、授乳中で服用する薬に制限がある場合などはよく処方されます。

カウンセリングを行うことによって治療する。

カウンセリングとは、患者の悩みや問題を聞いて、適切な対処方法を導き出すための援助ですが、うつ病の患者においてもカウンセリングは有効な治療方法であると思われます。うつ病に罹患したのには必ず原因があり、患者自身がその原因に気付いていることもあれば、気付いていないこともあります。カウンセリングでは、患者自らがうつ病に罹患した原因に気付き、患者自身で解決できるように助言をしたり、症状が快方に向かうよう援助をしていきます。

休養を十分に取るという治療方法。

うつ病の発症のきっかけとして、仕事が忙しすぎた、育児で多忙だったというふうに、過労が原因となっていることがあります。そのような場合は、勤務先において配置転換をしてもらったり、場合によっては一定期間休職したりすることが大切です。また、家庭内では家族が患者の負担を軽減できるように援助したり手伝ったりすることが重要になってきます。うつ病は、特殊な病気ではなく誰にでも起こりうるものです。患者の周囲の人たちもよく理解して、患者のうつ病が少しでもよくなるような環境を作ることが大切です。

うつの診断は、素人が自己判断で行うと危険だと考えられています。精神科医が様々な所見により診断を下すのが基本です。